肌を作るタンパク質、肌を作らせるペプチド。
ペプチドは体内の伝令役
ペプチドは、アミノ酸の種類や組み合わせの順番によって、働き方が変わります。
基本的に10個前後のアミノ酸が繋がったものを「オリゴペプチド」、それ以上のものを「ポリペプチド」と呼びます。
※HGHにからむアミノ酸にはいろいろな種類がありますのでこちらもご参照ください。
「インスリン」のように血糖値を整えさせる働きのものもあれば、「EGF」のように肌を再生させるものもあります。
ペプチドは、主にタンパク質や細胞に対して「○○しなさい」という指令を出す働きをしています。
タンパク質は動作の実行役
タンパク質ほど大きな集合体になると、特有の構造や機能を持ちます。
タンパク質は体や肌などの組織を作ることはもちろんですが、筋肉の「アクチン」や「ミオシン」、代謝に関係する酵素もタンパク質です。
なお、免疫を司る「抗体」、血液内に含まれる栄養や情報を運ぶ「グロブリン」もあります。
タンパク質は、主にペプチドなどから受け取った指令(情報)を具体的に実行しています。