「水中ウォーキングの正しいやり方」に関して、①正しい水中ウォーキングの姿勢について、記します。
筆者はスイミングも水中ウォーキングも実際に定期的におこなっていますので、日ごろ感じることですが、スイミングをやる人よりも水中ウォーキングをやる人の方がマナーがよいと感じます。
スイミングですと、追い越しをやってきたり、前を泳ぐ人とぶつかったりするようなことがたまに見られます。スイミングをやる人は、元気な人が多く、できれば自分の早いペースで泳ぎたいというようなモチベーションがあるかと思われます。
一方、水中ウォーキングをする人は、ダイエットに取り組む人、膝などの病気のリハビリなどをする人、基本年配の人が多く、競争的な環境になく、周りに気を遣いながら、マナーを守って水中ウォーキングに取り組んでいる人が多いように思います。
また、正しい水中ウォーキングの姿勢について、スイミングよりも水中ウォーキングの方が、他の人から見て学べる要素が強いのかなと思います。
すなわち、水中ウォーキングする人たちも、全く勉強しないで水中ウォーキングをする人もいますが、多くの人たちが何らかの勉強をしたうえで水中ウォーキングをしているのです。
なぜなら、これから記す正しいやり方で水中ウォーキングをしている人が多いと思うからです。
したがって、実際に水中ウォーキングをする場合には、前を歩く人たちの水中ウォーキングのフォームを見て、正しいのか、正しくないのか、マネした方がいいのか、マネすべきでないのか、評論できるレベルになりたいものです。筆者の感想では、割と正しいフォームで水中ウォーキングを実践している人が多いと思われます。
本を読むだけでなく、DVDなどの映像を使って、水中ウォーキングのあるべき姿を学習するのがよいでしょう。 正しい水中ウォーキングの姿勢は、頭を高く保ち、前傾姿勢や後傾姿勢にならないようにすることが基本です。
目線は水平に、お腹を引込め、骨盤を少し前に出すようにします。手足を大きく動かし、陸上の歩行と同じようにして歩きます。これが水中ウォーキングの基本姿勢ですが、他に、水中でサッカーボールを蹴るかのように、両脚を使って前に蹴り上げる運動があります。脚の筋肉強化につながります。また、膝を高く上げて、逆の手の裏にタッチさせる歩行運動もあります。股関節の強化につながります。
さらに、走る動きを水中ウォーキングでやることもあります。膝を高く上げますが、腕もランニングするときと同じように、肘をまげて、手を顔の横まで上げます。腕と脚の筋力がつきます。