世の中には多くのハラスメントが存在します。
パワハラ (パワーハラスメント)
セクハラ (セクシャルハラスメント)
マタハラ (マタニティハラスメント)
パワハラ (パワーハラスメント)
モラハラ (モラルハラスメント)
このように、誰もが聞いたことのあるような有名なハラスメントだけで5つもあります。
他にもドクターハラスメントやジェンダーハラスメントなど、数多くのハラスメントが存在しています。
そこで今日、皆さんにお伝えしたいのが、ハラスメントに対しての対策です。
ハラスメントをされる側。
ハラスメントを行う側。
それぞれの対策に関してまとめてみたのでご覧下さい。
ハラスメントされる側の対策
ハラスメントにも数多くの種類がありますから、場面により対処法は異なってきます。
しかし、共通した対策として言えることは「決して屈しない」ということです。
ハラスメントを受けている多くの人が、
・自分さえ我慢すれば大丈夫
・もしかしたら本当に自分に落ち度があるのかもしれない
・ハラスメントにしてしまうのは大袈裟かもしれない
このように、我慢してしまう傾向があります。
もちろん、上司の当たり前の叱咤激励までもがハラスメントに感じてしまうようでは問題ですが、明らかに過度の嫌がらせや不快にさせるような発言というのは自分だけが我慢すれば良いという問題ではなく、自分がハラスメントに感じているという意思表示や周囲のサポートをしっかりと味方につける必要性があります。
あなたができる第一の対策は、我慢することではないということを、是非頭の片隅にでも覚えておいていただけると幸いです。
・ハラスメントをしている側の対策
ある日突然、自分にとっては身に覚えのないようなハラスメントを突きつけられて驚いたという方も少なくないと思います。
・上司として当たり前に教育しているだけ。
・コミュニケーションの一つとして行ってきた。
・自分も同じように経験してきている。
このような意見が、ハラスメントを行う側からは頻繁に聞こえてきますが、この時点であなたとハラスメント被害を訴えている方にはボタンの掛け違いが生じています。
良かれと思い言ったことでも深く傷つけてしまっていることもありますし、いくら上司でも他人から言われたくないことというのもあります。
ハラスメントを行ってしまう側の対策として覚えておいていただきたいのは、自分を基準に考えるのではなく、相手を基準に考えてあげる思いやりの精神です。
「ダメなやつだな」と思っても、「次はがんばろう」と言うだけで、優しい上司になるかハラスメント上司になるかは大きく分かれてしまうこともあります。