●仕事に対する責任が重い

仕事には納期があり、必ずその日までに仕事を終えなければいけません。思っていたよりも時間のかかる仕事であったり、体調不良で予定通りに仕事が進まず、納期に間に合いそうもないとなった場合、会社勤めであれば、他の人に手伝ってもらうことができますが、一人で仕事をしている在宅ワーカーは誰の助けも借りることができません。どうにか目処がつくまで、徹夜が続くかもしれませんし、休日も取れないかもしれません。一度でも納期に遅れると信用が無くなってしまい、次から仕事をもらえなくなってしまうこともありますので、かなりのプレッシャーを感じることになります。

●収入が不安定になる

会社であれば、仕事を取ってきてくれる営業職の人がいますが、在宅ワーカーは、自分で仕事を探さなければなりません。誰にでもできる簡単な仕事であれば、単価は安いですし、いくつかの仕事の依頼があったとしても、納期が重なる仕事であれば、スケジュール的に全てを受けることはできなくなります。毎月、定期的に同じボリュームの仕事があるとは限りませんので、収入はどうしても不安定になります。

●孤独を感じる時がある

一人で気楽に仕事ができる反面、わからないことがあった時に相談相手もいないし、息抜きに雑談する相手もいないため、寂しく感じる時があります。育児中など、少しでも社会と繋がりを持ちたくて始めた仕事であっても、在宅での仕事では外との繋がりをあまり感じられないかもしれません。

●自己管理能力が必要

好きな時間に好きなだけ仕事をすることができるのが在宅ワークの魅力ですが、無計画に仕事を進めていたのでは納期に間に合わなくなってしまいます。また、体調を崩して仕事ができなくなると、収入が全く無くなります。 在宅ワークは、自分で仕事のスケジュールを立て、それを実行できる人、普段から健康管理ができている人でなければ続けられません。

●精神面の強さが必要

在宅ワークは、単発の仕事をこなすことが多いので、「次の仕事が来るのか」という不安が常につきまとうことになります。「忙しい時期もあれば暇な時期もある」と割り切って考えられ、空いた時間は仕事の幅を広げるための勉強に充てるなど、前向きな姿勢で仕事ができることが必要です。 また、仕事のミスは全て自分だけの責任になりますので、嫌な事をくよくよ考えずに気持ちの切り替えが早くできるような精神的にタフな人でなければ向かないと思われます。