緊張型頭痛

緊張型頭痛(頭痛や頭重感を伴うふらふら、ふわふわする感覚を覚えるめまい)

頭痛は私たちが日頃よく感じる症状の一つ。すぐに治る場合もありますが、頭痛は深刻な病気の症状である場合もあります。頭痛は大変ストレスになるもので治療が必要になることもあります。近年増加する緊張型頭痛ですが、どのような特徴があるのが早速ご紹介しましょう。

緊張型頭痛の特徴について 

頭痛は色々な原因がありますが、体の違和感として体感する症状のなかでも一般的なもの。
しかし頭痛は症状によっては吐き気やめまいなどを併発し、深刻な病気の初期症状の可能性もあります。緊張型頭痛の特徴は頭全体が締め付けられるような痛みがあり、体がふわふわするようなめまいが起こる場合もあります。
生活に支障をきたすほどでない場合が多いのですが、体を動かすと痛みが軽減される特徴があります。この頭痛は同じ時間帯にでる場合が多いため、慣れてくると痛み出すタイミングが予測できる場合もあります。頭痛以外にはめまいや肩こりもあり、後頭部や首すじなどの不快な症状は約30分程度続くといわれています。
この症状が約1週間ほど継続することが特徴です。

緊張型頭痛の治療方法について

 

緊張型頭痛が起こるのはストレスが原因といわれています。精神的なものや身体的なストレスが同時に重なることで頭痛の症状がおこります。
一例をあげますと長時間のパソコン、車の運転、不自然な姿勢を続けるなど、このような体の負担や精神的なストレスが重なり筋肉や神経が緊張してしまうことが原因です。治療方法は特に決まっていません。
首や肩の筋肉をほぐして血流を活発にしたり、痛みが強い場合は市販の頭痛薬を飲んで一時的な軽減をする方法が一般的です。
緊張型頭痛が慢性してしまうと痛み止め薬を飲んでも効き目がありませんので、この場合は心療内科や内科で診察を受けることが必要になります。

緊張型頭痛の予防方法

 

緊張型頭痛は現代の私達の生活習慣が大変影響しています。頭痛が起きないようにするには予防対策が欠かせません。緊張型頭痛の予防はまず心身のストレスを軽減することが必要です。
リラックスして質のよい睡眠をとること。そして体の緊張をほぐすためには同じ姿勢を続けず、適度に運動で体を動かす習慣も大切です。特に肩や首の筋肉が硬くなっていると血行不良になる原因のため、日頃からお風呂で血行改善したりマッサージをすることもよい方法ですね。
忙しい生活に追われている方は緊張型頭痛になりやすく、そのままに放置してしまうと慢性化する恐れもありますので、まずは生活習慣などの見直しをはじめてみましょう。

起立性低血圧(血圧が低い場合)

立ち上がった時にいきなりふらっとした経験はありませんか?一瞬だけの症状を体感される方は多いと思いますが、一般的な立ちくらみとは異なり、起立性低血圧と呼ばれる病気の場合もあります。では起立性低血圧にはどんな特徴があるのか、まとめてみましたので参考にしてください。

起立性低血圧の特徴について 

立ち上がった時や寝ている姿勢から急に起き上がった時に感じるめまいやふらつき。この症状が一度だけでなく継続する場合は起立性低血圧が疑われます。
めまい以外にも疲労感やどうき、目のかすみ、失神を起こす場合もあります。症状がでるのは午前中が多く、食後や運動をした後に悪化する特徴があります。また高齢者の場合では食後の失神を起こす場合もありますので、早期に診断を受けて治療を開始することが必要ですね。
この病気の原因は血圧調整をする代償機序が正常でない事が原因になります。病的な事以外では年齢による体の衰えなども要因になり、高齢者に特に多くみられる病気の一つです。
心臓の機能が低下してしまうと立ち上がった時の心拍出量がコントロールできない為、めまいや失神などの症状を起こすのです。

起立性低血圧かどうか検査する方法

 

立ち上がった時にふらっとすることは決して稀ではありませんが、これが起立性低血圧であるかどうかを判断するには医療機関での検査が必要です。
検査では起立時の血圧測定を行ったり、寝ている状態や座っている時の血圧を比較することで収縮期血圧と拡張期血圧の診断を行います。
女性の方に多い低血圧ですが、通常の場合は食生活や生活習慣での改善が可能です。しかし起立性低血圧の場合には治療が必要になりますので、立ちくらみなどが続く場合はすぐに内科で診察を受けましょう。

起立性低血圧を治療する方法はあるの? 

起立性低血圧を治療する方法は生活指導、運動療法、そして物理療法などがあります。患者さんの症状により一番適切な治療方法が判断されますが、なかでも生活習慣は血圧を安定させるためには欠かせません。
また日常生活の中では予防の為に、ゆっくり立ち上がるなどの動きに注意する点も重要です。弾力性の強いストッキングを着用して。足の血液を循環させる方法などもありますが、自分の努力で症状を改善させるメリットも沢山あります。
重症の場合にはフルドロコルチゾンと呼ばれる塩分系のホルモンを使用する場合もありますので、治療方法はそれぞれの症状によって異なります。低血圧になりやすい方は日頃からの体調管理が大切ですね。

聴神経腫瘍(聴力が落ちめまいや耳鳴りを伴う場合)

聴力の障害やめまいなどの症状は一時的な場合もありますが、継続する時や症状が悪化する場合にはすぐに医療機関で診察をしてもらいましょう。聴神経腫瘍と呼ばれる病気はとても多く良性腫瘍であることが特徴です。

聴神経腫瘍ってどんな病気? 

腫瘍と聞くと大変怖い病気の印象を受けますが、聴神経腫瘍は良性腫瘍のためあわてて治療を受けることはありません。
しかし誤った判断をすると別の病気である可能性もありますので、聴力が衰えている時やめまいがある時はすぐに医療機関に行きましょう。
聴神経腫瘍はバランスをとる前庭神経に腫瘍ができる病気。脳腫瘍の約6%を占める良性腫瘍です。
聴神経は脳からでている12の神経のうちの一つで、腫瘍ができると聴力が衰える難聴の症状が現れます。まためまいや耳鳴りも多い症状の一つで、遺伝性があることも特徴です。症状は何の前触れもなく突然起こる場合もありますので、突発性難聴と間違ってしまう場合もありますので、正しく判断してもらうことが大切です。

原因について 

聴神経腫瘍の原因ははっきりしていません。遺伝性によるものは聴神経の両側に腫瘍ができる場合もありますが、はっきりとした原因を特定するのは難しいといわれています。
症状は片側の耳の難聴や耳鳴りが徐々に始まる場合や、突然起こる事もありひどい時には顔面神経麻痺や顔面けいれんを併発することもあります。検査はまず聴力検査を行い、聴性脳幹反応を調べて腫瘍が疑われる場合にはMRIで画像検査をおこないます。そして脳神経の検査によりほかの神経の異常があるかどうかも診断されます。
難聴の症状がおこった場合はすぐに耳鼻科で検査を受けましょう。症状は良くなったり悪くなったり状態も変化しやすいため、治ったと勘違いする方も多いですよ。

治療方法について 

聴神経腫瘍は良性のため、進行速度は遅く患者さんの年齢によっては治療をせずに様子を見るだけの場合もあります。
通常の治療は大きく分けると2つで手術療法と放射線療法があります。腫瘍の大きさによっては4㎝以上になるサイズの場合は開頭手術が必要になり、大変リスクが高い状態です。聴神経腫瘍の手術で命を落としてしまう場合も稀にあります。
摘出手術が必要な場合でも、なるべくリスクを抑えるため部分摘出をして、後は術後に放射線治療で様子を見る場合もあります。手術を行うには経験と質の高い技術が必要ですので、信頼できる耳鼻科医を見つけることも大切です。
治療方法はそれぞれメリットとデメリットもありますので、担当医と良く相談をして判断しましょう。

子供のめまい

めまいに悩まされるのは大人だけではありません。子どもにもめまいが現れることがあります。子どもの日常生活に支障が出たり、心身の正常な発達にも影響を及ぼしたりすることがあるので、注意が必要です。

ここでは、子どものめまいに最も多い三つの原因を紹介します。

①先天性眼振
 眼振の正式名称は「眼球振盪(がんきゅうしんとう)」。自分の意識とは無関係に目が動いてその動きを止めることができない状況。何か他の物の力で眼球が左右に振られているような感じです。その結果、常に軽いめまいを感じることになります。

目が振られているので焦点を合わせることが難しく、視力が悪いのも特徴です。眼振は治療をして治すことはできませんが、専用の眼鏡で矯正が可能。成長とともにこの状況に少しずつ慣れてくると、日常生活をほぼ不自由なく送れることができるようになります。歯の乱れなども関係してくると言われます。ちなみに、矯正するならインビザラインの医師がいる歯科クリニックへ インビザドクターなどあるそうです。
先天性眼振の原因は三点挙げられます。眼球の異常、耳の前庭器官の異常、そして脳腫瘍や血管障害など脳の障害です。ある程度、遺伝も関係していることが分かっています。






②起立性循環調節障害(脳貧血)
 子どもに最も多いめまいが、起立性調節障害です。急に立ち上がったときに、グラグラとするめまい、立ちくらみ、目の前が真っ暗になる感じ、動悸、息切れ、頭痛などを感じます。脳貧血としても知られています。
成長期の子どもは体の発育に対して自律神経系や循環器系などの身体機能の発育が追い付きません。

急に立ち上がったときなどに、ぐらぐらっとめまいがするのは、脳への血液供給が一瞬間に合わないため。動悸や息切れがするのは心臓など全身への血液の循環が一瞬遅れるためです。

身長がぐんと伸びるのに対して機能の成長が追い付かない小学校高学年の頃に多いのが特徴。めまいが起きた時にはしばらくの間安静にするだけでほぼ回復します。脳貧血性のめまいはたびたび繰り返すことがありますが、身体の内と外の発育のバランスが整うようになると、ほとんど見られなくなります。

③小児良性発作性めまい
 吐き気や嘔吐を伴う子どものめまいは、小児良性発作性めまいの可能性があります。最大の原因はストレス。不安な気持ち、恐怖心、睡眠不足、空腹、急激な環境の変化などで起きる心因性のめまいです。
※子供嘔吐.comもご参照ください

小児良性発作性めまいが起きた時には、比較的暗くて静かな場所で安静にして、休養を取らせましょう。

食事は本人が食べたいようであれば軽く取らせます。ただし、立っていられないほどのめまいが長く続いたり、一定期間を置いてしばしば繰り返したりするときには他の病気の可能性があります。耳鼻科などで早めに診察を受けましょう。

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    ストレス性の「めまい」について

    度重なるめまいと耳鳴りに不安を感じ、専門医で精密検査を受けても原因が分からないということが多々あります。それは心因性のめまいと言われ、めまい症状の多くが実はこれに分類されています。

    めまいの特徴

    心因性のめまいの症状に定型はありません。ぐるぐると頭が回るような回転性のめまい、突然目の前が真っ暗になるようなめまい、地震にあって地面が揺れるような動揺性のめまい、かぁっと頭に血が上ったようになるめまいなど、実に様々なめまい症状が見られます。

    めまいが続く時間は比較的短くて数秒から数分程度がほとんどですが、一度きりではなく、何度も繰り返すのが特徴です。個人差はありますが、数時間から数日おきに繰り返します。

    他の病気のせいではないか、見極めが必要

    めまいや耳鳴りが続いて不安なときは、心因性のめまいと自己判断せずに、まずは専門医の診察を仰ぎましょう。問診と精密検査を受けて、内耳炎や前庭神経炎ではないか、また心疾患などがないかの確認をします。

    他の器質的・機能的なめまい疾患と鑑別しなくてはなりません。 また、めまい以外の症状はどんなものがあるのかも判断の材料になります。心因性のめまいの場合には、両耳の耳鳴り、耳が詰まったような感じ、頭が重い感じ、肩こり、不眠、倦怠感などの精神的不定愁訴が伴うことがほとんどです。情緒が不安定になり、不安感に襲われやすくなる、集中力がなくなるといった状況もしばしば見られます。一方で、難聴を伴うことはほとんどありません。








    ストレスや疲労が原因

    心因性のめまいの場合、原因の多くはストレスや疲労。ストレスの蓄積や自律神経の乱れが内耳や脳幹の働きに悪影響を及ぼし、めまいを起こすと考えられています。また、血流が滞ることでもめまいが起きることが分かっています。

    うつ病予備軍と呼ばれるような方々がかかりやすい病気としても知られています。性格は真面目で几帳面。周囲のプレッシャーや期待を重荷に感じてしまう。神経質で細やかなことが気にかかる。常に何か悩み事を持っている。といった方は心因性めまい発症のリスクが高いです。
    ※ちなみにですが、ストレス抑制サプリはあまり聞かないですが、ミラグロAGというのがよさそう♪

    安静にしてストレスからの解放を

    めまいは身体が発するSOSサインです。そのまま放置すると、不安障害や自律神経失調症などに移行し、それがうつ病の引き金になることもあります。めまいや耳鳴りが気になった時には、早めに専門医の診察を受けましょう。

    耳鼻科での診察と検査で特に異常な所見がなく心因性のめまいと診断された場合には、心療内科に行ってみましょう。抗不安薬や血流改善薬による治療でストレスによる自律神経の乱れや不眠、不安を和らげることができれば、めまいも改善されます。

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    めまいや耳鳴りには原因が不明なケースもありますが、原因が明らかですぐに対応できるケースもあります。それは、中毒性のめまい。原因は、身近な日常生活の中に潜んでいます。

    薬物中毒

    めまいや耳鳴りの原因が、実は病院で処方された薬だったということが、残念ながら実際にあります。結核の治療薬ストプレマイシンや、感染性胃腸炎の治療に使用するカナマイシンなどアミノ配糖体抗生物質には注意しましょう。

    この薬を使用すると、めまい、耳鳴り、難聴などの中毒症状がまれに出ることが臨床的に分かっています。薬を投与している最中にめまい症状が起これば、その原因も容易に特定できるのですが、使用後、しばらく期間を置いて症状が出た場合には、薬物との関連性が見逃されてしまうことがあります。めまいの診察の際には必ず、数週間前に遡って薬歴を問われるので、お薬手帳などを持参して、正確に答えられるようにしておきましょう。





    一酸化炭素中毒

    一酸化炭素中毒は一歩間違えると命にかかわる、大変に危険な中毒です。石油の不完全燃焼、火災、自動車の排気ガスなどで発生し、中毒で亡くなる原因の過半数を占めています。口と鼻から吸い込んでしまった一酸化炭素は血液に入り込み、一酸化炭素酸素ヘモグロビンを形成し、体内に酸素を運ぶことをストップさせてしまうのです。急激に貧血が起こったような感じでめまいが襲い、立っていられなくなります。

    頭痛や吐き気、そして意識障害を起こし、最悪の場合、全身が低酸素症になり、命が危険な状態になります。  一酸化炭素中毒の場合、発生初期なら新鮮な空気のもとで自然に呼吸をすることで治りますが、低酸素症になってしまった後は、速やかに機械を使って高圧酸素療法が必要になります。

    有機溶剤中毒

     有機溶剤中毒の代表格は、シンナー中毒です。ペンキや接着材などに含まれている有機溶剤のシンナー(トルエンやキシレン)を吸い込むことで中毒を起こします。有機溶剤は揮発しやすいので、閉鎖された空間でペンキや接着材を使用しないよう気を付けましょう。

    中毒症状はめまい、耳鳴りの他に、頭痛や吐き気、そして意識障害が起こります。幻覚や幻聴を起こすこともあり、慢性中毒になると脳萎縮を起こしてしまうことも。中毒症状への対応は、新鮮な空気のもとで呼吸をさせること。肌や目に入った時には流水で十分に洗い流しましょう。

    誤飲による中毒症状はもっと危険です。小さな子どもが誤飲した場合には無理に吐かせようとすると気道に障害を与えたり、食道を傷つけたりすることがあるので、救急車を呼んで専門医の指示に従いましょう。

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    職業性難聴とは

    めまいや難聴は病気のせいだけではありません。生活環境や職場環境によっても起こることがあります。

    職業性難聴とは?

    職業性難聴は、騒音性難聴とも呼ばれ、大きな音(騒音)の中で継続的に長時間仕事をすることによって起きる難聴のこと。その仕事をしている年数が長いほど、難聴も進行していきます。

    大きな音というのは、80デジベル以上の衝撃音のこと。これを長時間、長期間に渡って聞き続けると、内耳の感覚細胞がダメージを受けます。蝸牛が損傷を受け、耳鳴り、めまいがします。さらには鼓膜が破れ有毛細胞が傷付けられ、音を感知できなくなり、難聴を起こすと考えられています。

    また、睡眠不足や精神的ストレス、肉体疲労などが重なると発症しやすいことが分かっています。

    難聴になりやすい仕事

    内耳にダメージを与え、難聴のリスクが高い仕事としては、騒音が絶え間なく続くパチンコ店や、工事現場、工場での仕事が挙げられます。

    また、ヘッドフォンをして会話の詳細を聞き取るテレフォンオペレーターの仕事や、イヤホン装着をして音楽を聴き続ける状況も、内耳への負担が大きく難聴になりやすいことが分かっています。 ただし、同じような職場環境にいても難聴になる人とならない人がおり、発症には個人差があります。





    早期診断と早期治療が肝心

    職業性難聴の場合、高い音から聞こえが悪くなるのが特徴。ただし、高い音は日常生活ではあまり使用しない音域なので、難聴に気が付かない人が大半です。

    耳鳴りとめまいが気になって耳鼻科を受診したところ難聴が分かったという方、かなり難聴が進行してからようやくおかしいなと自覚される方も少なくありません。 しかし、音を感じる有毛細胞はとても繊細で、一度外部からの衝撃を受けて損傷してしまうと、再生は不可能。ですから早期診断と予防がとても大切になります。

    治療には相当な日数が必要

    音を感じる有毛細胞への影響を最小限に抑えるため、耳鼻科で難聴と診断された場合には、すぐに薬物療法による治療を開始します。炎症を抑えるステロイド、血流を良くする薬(アデホスコーワなど)やビタミン剤、メチコバールなどの代謝促進剤が処方されます。治療には数週間から数カ月かかります。

    取り返しがつかなくなる前に、自己防衛策を

    職業性難聴は、最悪の場合、聴覚を失うという事態になります。労災が認定されることも多いので、早めに専門医の診察を受け、診断書を書いてもらって勤務先に相談しましょう。最悪の事態を防ぐためには、第一に騒音のある場所を避けること。

    どうしてもそういう場所にいなくてはいけない場合には耳栓などで耳をガードし、自己防衛に努めましょう。

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    中耳炎の合併症の内耳炎

    意外かもしれませんが、中耳炎の合併症によっても、難聴やめまいが起こることがあります。

    中耳炎はとてもポピュラーな病気

    中耳炎と言われる病気はいくつかありますが、耳管の発達が未熟な乳幼児や子どもがよくかかりやすい病気です。原因の多くは風邪、鼻やのどの炎症。ここで作られた悪い細菌が中耳に入り込んでしまうのです。※通常中耳炎ではめまいを起こすことはありませんが、激しい痛みをともなう急性中耳炎はめまいや難聴もおこります。

    細菌やウイルスが原因で発症する急性中耳炎が3か月以上続くと、慢性中耳炎(鼓膜に穴があく)となります。 急性中耳炎の症状は、発熱、耳の痛み、難聴、耳鳴り、耳だれなど。乳幼児や小さな子どもは体の不調を言葉で上手く伝えることができず、周囲が中耳炎と気づかずに症状が進行してしまうことも。不調のサインを見逃さず、早めに耳鼻科を受診することが大切です。

    本当は怖い、中耳炎の合併症

    中耳炎の治療が遅れてしまうと、合併症の危険性が高まります。鼓膜が破裂して滲出液や血液が耳から流れ出したり、耳の近くの様々な組織に感染し炎症を引き起こしたりするのです。
    炎症が内耳まで進んでしまうと内耳炎、髄膜に炎症が起こる髄膜炎、耳の周囲の骨の炎症などが起こります。










    内耳炎で難聴になることも

    内耳炎は急激に進み、激しい回転性のめまいや吐き気、耳鳴りが起こります。内耳には体の平衡感覚を保持する三半規管と音を感じる蝸牛があり、これらが炎症によって障害を受けてしまうのです。

    さらに難聴になることもあります。音を感じる有毛細胞はとても繊細で、炎症によって一度傷つけられてしまうと、修復は不可能です。最悪の場合、聴覚を失ってしまうことになります。

    内科ではなく耳鼻科に行きましょう

    中耳炎は放っておくと悪い方向に進行しやすい危険な病気です。早めに耳鼻科を受診しましょう。耳鼻科では問診の後、耳鏡(じきょう)を使って耳の中を観察、鼓膜の異常や耳漏の様子を診ます。

    軽い中耳炎の場合は解熱鎮痛薬の服用で治りますが、重症の場合は抗生物質の服用、さらに鼓膜を切開し中耳に溜まった滲出液や膿を排出する手術を受けることもあります。

    中耳炎は繰り返します

    中耳炎の治療は1週間から数カ月に及ぶこともありますが、医師の判断があるまでは治療を継続しましょう。自己判断で治療を中止すると、慢性中耳炎に移行し難聴になることもあります。また、適切に抗生物質を使用しないと薬剤耐性菌を増やし、治療が困難になる恐れがあります。

    中耳炎は一度かかったら二度とかからないというものではありません。鼻やのどに炎症ができやすい体質の方は中耳炎にもなりやすく、何度もかかることがありますので、特に注意が必要です。

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    突発性難聴と「めまい」について

    ここでは、めまいを症状として持つ疾患のひとつ、突発性難聴を取り上げます。

    突発性難聴とは

    突発性難聴とは、理由もなしにある日突然耳の聞こえが悪くなる(難聴になる)病気。主に両耳ではなく片耳に現れます。突発的に難聴になる病気は他にもありますが、原因不明のものが突発性難聴と定義されます。近年の患者数は年間で約35000人、その数は年々増加しています。
    何の前触れもなく耳が聞こえなくなる突発性難聴は、早期発見をしてすぐに治療を開始する必要があります。突発性難聴の病気の原因と特徴についてご紹介しましょう。

    男女差はなく、50~60歳代に多いのが特徴です。 突発性難聴の原因は、ウイルス感染か、内耳の循環障害ではないかと言われています。遺伝的要素はなく、どのような体質の人がかかりやすいのかも、まだ分かっていません。

    耳の構造について

    何気なく毎日聞く音。耳は体の中でもとても大切な機能を持っているため、難聴になると生活に色々な支障をきたします。耳は多く分けると外耳、中耳、内耳の3つの構造になっていますが、内耳が正常で外耳と中耳に障害ができる伝音難聴と、逆に内耳だけでに障害がでる感音難聴があります。
    難聴は全く音が聞こえない高度難聴や軽度、中度などその度合いによって分かれていますが、生まれつき耳に障害を持つ方や、大人になって突発性難聴になり聞こえなくなる方など様々です。
    今まで普通に生活にしていたのに、突然相手の言っていることが聞き取れない、テレビの音量が高くなるなど、耳の異常を感じたらすぐに耳鼻科で診察を受けましょう。

    強い症状が特徴

    「突発性」難聴ですから、ある日突然、聴力が低下する病気です。就寝中のこともあれば、日中に突発的になることも。耳になにかが詰まったような閉塞感とともに、急に周りの音が遠のいてしまったような感覚が襲います。強いめまいと耳鳴り、ときには吐き気を伴うこともあります。 数日前に頭を強く打った、ヘッドフォンをして大きな音で音楽を聴き続けた、大きな騒音の中で仕事をしているなど、難聴になる心当たりがある場合には突発性難聴には当たりません。





    突発性難聴になる原因

     

    突発性難聴の気になる原因ですが、いまだにはっきりとした原因が解明されていません。考えられる原因としては毛細血管の血流が悪くなり、内耳に血液が充分に届かない為、異常が発生するといわれています。また感染症によりウイルスが原因になっている場合など、突発性難聴になる方の原因は様々。
    しかし家族や親が難聴であってもそれが子供に遺伝することはありません。現在では突発性難聴になる方は全国で3万人以上もいるといわれています。患者さんの統計を見ると50代の女性が多いという特徴がありますが、近年では若年層の方にも増えていますので、年齢や性別には関係なく誰にでも起こる可能性がある耳の難病なのです。

    まずは耳鼻科に行きましょう

    我慢をせずに早めに耳鼻科へ行きましょう。耳鼻科では、現在他の病気にかかっていないか、めまいの頻度と程度はどのくらいか、聞こえが悪くなったと自覚したのはいつからか、など問診を受けます。

    その後、別室で外部の音を完全に遮断してから機械から発信される信号音を聞き取る、標準純音聴力検査を行います。また、レントゲン撮影やMRI、血液検査などを行うこともあります。

    治療は可能か?

    もし突然難聴の症状が出た場合はすぐに耳鼻科で検査をしてもらいましょう。診察は簡単にできますので早期発見することが解決への近道にもなります。
    突発性難聴は外耳にまったく問題がなく、鼓膜も正常で、左右の耳の聴力検査をして判断がされます。時にはめまいを伴う場合もありますので、体全体に与える負担があることも特徴です。
    治療は症状が出てから48時間以内に行うことで聴力が回復する可能性が高いのですが、そのまま放置して1か月以上の経つと治療は難しいといわれています。治療にはステロイドホルモンの漸減療法と血漿増量剤の点滴を同時に行うのが一般的。これで治らない場合は難治性の突発性難聴として高圧酸素療法などの治療を行う場合もあります。

    治療は根気よく

    突発性難聴と診断された場合、早期治療と安静が何よりも大切です。治療は炎症を抑えるステロイド剤を中心に、アデホスコーワなどの血流改善薬、メチコバールなどの代謝促進剤が投与されます。ほぼ2週間おきに受診して聴力検査を行い、経過を観察します。

    ほとんどの場合、2週間から1か月程度で回復することが多いのですが、中には治療の効果がなかなか現れない場合も。実は、一度傷ついた聴覚神経を元通りにすることは不可能なのです。突発性難聴の約1/3は完治、約1/3はほぼ回復。残りの1/3は一生治らないと言われています。

    突発性難聴が長引くとこんな危険が

    突発性難聴は状況次第で数カ月から数年程度に長引くことがあります。難聴の他にも耳鳴りやふらつきが後遺症として残ることも多く、日常の生活に支障が出ることもあるので、慎重に対応することが必要です。

    ただし、突発性難聴は基本的に再発しません。もし、難聴が再発した場合には突発性難聴以外の病気の可能性があります。早めに耳鼻科医で診察を受けましょう。

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  • 前庭神経炎(ぜんていしんけいえん)の原因と対策

    めまいは突然起こるもの。そのタイミングには様々な状況がありますが、風邪の後で起こるめまいで前庭神経炎と呼ばれるものがあります。この症状や原因、対策について早速ご紹介したいと思います。学生

    前庭神経炎の症状とその特徴

    前庭神経炎は、内耳の前庭神経に炎症が起こり、突発的に強い回転性のめまいが起こる病気です。 特徴は、頭の中がぐるぐると回るような回転性のめまいであること。めまいが数時間からひどい場合は数日間も続くこと。

    そして、メニエール病のように耳鳴りや難聴、耳の詰まり感と言った蝸牛(かたつむり)症状がないことです。 強いめまいが数時間も続くので、まっすぐに立っていられなくなり、吐き気や嘔吐、冷や汗なども起こります。めまいが治まった後も、体がふらつく感じが数週間程度も続くことがあります。

    ☆『前庭神経とは?』・・・平衡の感覚を伝える神経。前庭神経が正常に機能しているときは、地面に対して体が傾いた場合、無意識に真っ直ぐに立て直すことができます。

    しかしこの前庭神経が炎症を起こすと、体の平衡感覚を伝えることができなくなり、ぐるぐると回転しているようなふらつき、めまいを感じることになります。

    早めに耳鼻科を受診しましょう

    このようなめまいが続くときには、早めに耳鼻科を受診しましょう。 最初に、めまいの発生が突発的だったかどうか、大きなめまいは一度だけだったか、めまいの他に症状がないかといったような問診があります。
    この後に聴力検査、温度眼振検査、頭位眼振検査などが行われ、場合によっては血液検査が追加されます。心因性のめまいや、脳動脈の循環障害、脳腫瘍などとの鑑別が必要になります。






    前庭神経炎の診断方法

    体調によりめまいを一時的に感じることはよくありますが、慢性的なめまいや辛い症状がおこるめまいに関しては治療が必要になります。
    そもそも前庭神経炎とは片方の内耳の前庭気管に障害があらわれて突発的なめまいが起こる病気。診断するためにはまず聴力検査を行います。そして温度眼振検査で問題のある耳の温度を計測します。
    前庭神経炎になると、激しく目がぐるぐる回るようなめまいが突然起こり、その状態が長い場合では1週程度続くこともあります。同時に吐き気や嘔吐などを伴い、歩行困難になるほどバランスがとれないめまい症状も起こります。風邪の後にこのような症状を突然体験される方も多く、まずはすぐに医療機関で診察を受けることが大切です。

    早めの治療でほとんど快癒します

    検査の結果、前庭神経炎と診断された場合には、抗めまい薬が処方され、安静を言い渡されます。ほとんどの場合、数日から1週間で快癒します。まれに、ふらつく感じが数カ月程度続くこともありますが、時間とともに症状は治まっていきますので、あまり心配しなくても大丈夫。前庭神経炎は繰り返して発症することはありません。後遺症もないとされています。

    前庭神経炎の原因

    内耳の前庭神経が炎症を起こすのは、ウイルス感染や血管障害のせいではないかと言われていますが、はっきりとしたことは分かっていません。めまいが起こる一週間程度前に喉の炎症や風邪をひいていたという事例が多いため、ウイルスによる炎症であるという説が今のところは主流です。
    前庭神経炎はめまいの症状が出る前に風邪のような症状がある場合が多いので、判断を間違ってそのままに放置してしまう方も決して少なくはありません。

    めまいは根本的な原因を解明することがとても大切で、治療にも役に立ちます。
    遺伝は関係がないとされており、明確な予防法もまだ確立されていません。 ただし、正しい治療を受けることで症状は改善しますので、早めに専門医の診察を受けましょう。

    治療方法について 

    前庭神経炎は早期発見すれば治療も短い期間で可能です。主な治療方法は投薬と体を安静にすること。

    治療のタイミングが早ければすぐにめまいが軽減されますが、早期治療をしてもいつまでもめまいが継続するケースもありますので、このような場合にはリハビリも行われます。

    めまいは一時的なものだと勘違いしてしまう人が多いのですが、深刻な病気の初期症状である場合もあります。前庭神経炎なのか、それとも違う病気なのかを判断するには医療機関での診察が必要になります。

    めまいやふらつきはいつまでも継続すると精神的な負担になってしまいますよね。早く診断を受け原因に合った治療を開始することがとても大切なポイントですよ。

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