自己流でも楽しめる?!

日本では古くから「生け花」の文化がありますが、その歴史は室町時代に遡ると言われています。
生け花は四季折々の花を空間と共にデザインする技法で、屋内で鑑賞しているにもかかわらず自然空間にいるような雰囲気を漂わせます。基本的に少量の花材を美しくデザインすることも特徴です。

099828一方「フラワーアレンジメント」はヨーロッパの文化で、日本には戦後アメリカから入ってきたものです。ヨーロッパにおいて自然界の素材(例えば、石材や材木)を規則正しく配置している建築物同様、花の生け方にも規則性を与え、みる人に安心感や癒しを与える技法です。基本的に花材もふんだんに使い密集させたデザインです。 とはいえ、最近では生け花も流派が乱立しており(100をゆうに超えるほどあるようです)、フラワーアレンジメントとの違いを感じない作品も見られます。
双方の違いはなかなかはっきりした定義はないようで、日本のフラワーアレンジメントは、生け花と海外のフラワーアレンジメント文化を融合させたデザインが多く見られます。 これから、フラワーアレンジメントを楽しもうと考えておられる方は、是非自分が美しい!素敵だ!と感じるデザインで花を楽しんでいただきたいと思います。

そもそも「アレンジメント」とは「配置。配列」という意味で、「フラワーアレンジメント」とは「花を配置する」ということなんですよね。 何もフラワースクールや教室に通って習わなくても、庭に咲いている花やスーパーで買った数本の花でも自分なりにステキに色や大きさを「配置」すれば、それは立派なフラワーアレンジメントです!

最近では、フラワーアレンジメントを手軽に楽しめるよう初心者向けの手引ともいえる本もいろいろと出ていますし、YouTubeなどで簡単なアレンジの作り方を説明してくれている動画もWEBで公開されています。
そういった情報を参考にしながら、自分なりにアレンジを楽しむ事も十分できると思います。

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それでもスクールや教室で学びたい。

それでも “もっとセンスアップした花を部屋に飾りたい!” 
“素敵にお花をコーディネートした部屋に友人を呼びたい!” 
”自分の作ったアレンジや花束を友人にプレゼントしたい!“
“ウェディングブーケを自分で作りたい!”

なんていう方は、基本やコツをしっかりとプロに教えてもらい身につけたほうがいいですよね。
そこで、フラワーアレンジメントのスクールに通ってみたいな・・、だけど山ほどあるスクールからどうやって選べばよいのか?!と迷っている方へ、スクール選びのヒントになればと思い、今回の記事をお届けします。
WEBで検索すると本当に沢山のスクールや教室がありますよね。雑誌やフリーペーパーにも色々な情報が掲載されています。その中から自分にあいそうなスクールを見つける、となるとちょっと大変そうで、それだけでやる気が萎えてしまう方もいるかもしれませんが、相性のよいスクール(もしくは先生)との出会いはとてもとても大切なことです!
残念ながらスクール選びに失敗し“楽しかったのは初めの数回だけ”とか“同じようなデザインばかりであまり上達した気がしない”というようなお話も時々耳にします。
より充実したフラワーライフを楽しむために、ここは面倒がらずに、自分にあったスクールを丁寧に探してみましょう♪

早速次の記事から、自分にあったフラワースクールの見つけ方についてお伝えしていきます。