アスタキサンチンは腎臓にも効果があると言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか?
健康面にも美容面にも効果のあるアスタキサンチンなので、気になる方も多いと思います。腎臓疾患が心配な方もぜひチェックしてみてください。
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アスタキサンチンの腎臓への効果
ネットや口コミなどで「アスタキサンチンは腎臓にも効果がある」と言われていますが、実は科学的な根拠などはハッキリしておらず、かといってまったく効果が無いという訳でも無いようです。
科学的データは確立していませんが、アスタキサンチンと腎臓機能に関する実験結果が出ています。
腎臓機能の低下が改善する?
アスタキサンチンと腎臓機能の関係を調べた実験で、アスタキサンチンを飲んだ被験者のほとんどに「クレアチニンと呼ばれる腎臓機能の低下をチェックする数値が改善した」「腎クリアランス(腎臓健康をチェックする項目)が増加した」という結果が出ており、総合的に見てもアスタキサンチンは腎臓に何らかの良い影響を与えていると考えられています。
しかし、アスタキサンチンがどのように腎臓に良い影響を与えているかはハッキリしておりません。
そのため、確実に効果がある!とはまだ言えないんですね。
強い抗酸化作用による健康面への効果が関係している?
アスタキサンチンはレスベラトロールやビタミンEの何千倍もの抗酸化作用がありますので、細胞の老化を防ぎ、高血圧症や糖尿病といった生活習慣病から眼精疲労や白髪改善まで、様々な健康面への効果があるとされています。アスタキサンチンの強い抗酸化作用により体内の細胞が活性化、健康な身体へと導かれる事によって腎臓の機能も良くなるのではないかとも言われているんですね。
アスタキサンチンは直接的ではなく、間接的に腎臓にも効果があると考えた方が理解しやすいかもしれません。
アスタキサンチンは安全に摂取できる?
名前だけ聞くと何だかケミカルな成分のように感じますが、アスタキサンチンはカロテノイドの一種で、赤い天然色素となっています。エビや鮭などに多く含まれており、サプリメントや化粧品などにも使われています。カロテノイドの一種&天然色素なので安全性は高く、適量を守れば長期的な摂取も問題ないとされていますので、安心して摂取できる成分と言えます。腎臓にも効果があると化学的に証明されたら、アスタキサンチンの腎臓疾患治療薬もできるかもしれません。
腎臓疾患が気になる方、腎臓機能が心配な方はアスタキサンチンに注目してみてくださいね。