頭皮にとっていいこと!(健康法)

 

人間の皮膚は頭のてっぺんからつま先まで、1枚の皮(皮膚)でつながっています。あたりまえの話ですが、顔や手や足などは露出していますからお肌の状態をすぐに確認できます。しかし頭部は、顔の部分以外は毛で覆われていますから、トラブルに気付きにくいとも言えるでしょう。

 

顔の鼻や頬、額の皮膚よりも頭皮は薄くデリケートなのに、皮脂腺が多いため皮脂の分泌量が多く、おまけに毛で覆われていることで雑菌の繁殖には持って来いの環境とも言えます。

 

こんな話をすると、シャンプーでしっかり洗わなきゃ!と焦ってしまいそうですね。でもご心配なく。よほどのトラブルがない限り、そんなに焦らなくても大丈夫です。それよりも危険な成分の入ったシャンプーで、ゴシゴシと洗うのだけは止めてみてはどうでしょう。頭皮はフケや抜け毛で悲鳴を上げていることに気付いてください。

 

こんな例えはどうですか?

立派な野菜を作りたいなら、畑の土壌を良くしますよね。手間暇はかかりますけど、自然の良質な栄養を与えてあげると自ずと野菜は立派に育ちます。

 

髪の毛だってそうです。頭皮に優しく触れ、余計な化学物質には触れさせず、汚れも丁寧に取り除いてあげるのです。頭皮が健康ということは、毛根だって元気です。自力で潤うことだって出来ます。皮脂で潤う(べたつく)のではなく髪のツヤです。

 

どうしても、目に映る髪の毛ばかりを良く見せようとするのは分かります。1本の髪の毛の寿命は3年~5年と言われていますけど、加齢や頭皮の状態の悪さから、その寿命は短くなってしまうのですよ。

頭皮は大変重要な働きをしていることにも気付いてください。

 

髪を作るために必要な栄養も必要ですね。健康な頭皮や立派な髪を作るには、たんぱく質、脂肪(オメガ3脂肪酸)、ビタミン、ミネラルなどバランスよく摂取することです。

髪にいいとされる“わかめ”ばかりじゃだめですよ。

 

美しいハリのある髪を求めるのなら、まずは頭皮の健康を考えましょう。

適度なマッサージも血行促進になります。

 

ノーシャンプーは頭皮を考える第一歩としてはうってつけだと思います。

 

ちなみに、自分で試した結果を報告したいと思います。

ノープー5日目で、髪がべたついたところまでお話ししましたね。このべたつきには理由がありました。

つい使ってしまったコンディショナーによるものか、好転反応の現れのどちらか、もしくは両方が原因だと思われます。

 

6日目からは、3日おきに軽くシャンプーをするようにしました。頭皮全体をかるく泡で流す感じで、素早く終わらせます。それからというものなぜか気持ちが楽になり湯シャンのみでも、まとまりのあるつややかな髪が保てているのです。

抜け毛も減りました!フケだって出ていません。梅雨独特のあの広がる感じも無くなりました。あとはしっかり栄養を摂り、丈夫な髪にしていけると尚うれしい感じです。年齢的に髪が細くなってきているもので…。

 

たった10日程度でこんなに効果が出るの?

 

これは以前からシャンプーを必ずしっかり洗い流していたことと、コンディショナーは毛先だけ!を実践していたので、頭皮のダメージがそれほど無かったのかもしれませんね。

 

ダメージがひどくなる前に、頭皮の状態をチェックしてみてくださいね。

  • ノーシャンプーってどんなシャンプー?