いよいよ日本でもじわりじわりと流行ってきました。

ノーシャンプー「ノーシャンプー」は、髪や地肌(頭皮)のトラブルをもうこれ以上悪化させないためのシャンプーです。

え?どういうことなの?と思っていますね。

しかも「ノーシャンプー」によって頭皮などのトラブルを悪化させないどころか、治してくれるみたい。

どうですか興味ありませんか?

おそらく頭皮のトラブルを抱え、皮膚科などの治療を要するレベルの人は、ご存知かもしれませんね。もしくは流行に敏感な方とかも。

では「ノーシャンプー」とはいったいどういうシャンプーなのかお教えしましょう。

まず、「ノーシャンプー」は商品としてのシャンプーではありません。お分かりかとは思われますが、「ノーシャンプー」は「NO!シャンプー」でありシャンプーをしない!ということなのです。

シャンプーをしないなんて、殆どの人が「ありえない!」と思った事でしょう。

シャンプー「汚れがしっかり取れず残りそう」とか「匂いが気になる…」とかシャンプーをしないでいることに抵抗を感じるのは、むしろ普通だと思います。確かに整髪料(ワックスやムースなど)を使用していたとしたら、シャンプーで落とさないと残ってしまいそう…。もはやヘアケアにシャンプーは絶対!といっても過言ではないでしょう。

昨今は、そのシャンプーに気を遣い始めた人も多くなっています。これはそういった商品が流行っているということでもあるのですが、たとえば「ノンシリコンシャンプー」も頭皮の悩みに注目し、スカルプケアを目的としたシャンプーです。「ノンシリコン」と言うのですからもちろんシリコンは入っていません。

 😐 シリコンが入っているといけないの?

では「ノンシリコン」だと、どういいのかをご存知ですか?

シリコンの本来の役割は、シャンプーのときの髪の絡まりや洗浄成分によるキシミを抑えるものです。洗浄成分だけでは髪の毛がキシキシになることはご存知ですよね。石鹸で洗った時のあれです。ご存知でない方は、一度普通の石鹸で洗ってみてください。あのキシミを無くすためにシリコンが髪をコーティングして滑りを良くし、しかもツヤまでも与えてくれます。

髪のキシミはダメージにも繋がるので、シリコンはそういった意味では入っていた方がいいのでは?とも考えられます。

ノンシリコンシャンプーには、それに替わる何が配合されているのでしょう。きっと、シリコンよりも地肌にやさしい何かが配合されているに違いありません。しかし、ノンシリコンは本当にいいのでしょうか?

そんななか、髪や地肌にいい!とされるシャンプーをいくら変えても、フケが大量に出る、かゆい、ブツが出来る、抜け毛が多いなどのトラブルは絶えません。なにかトラブルがあるとそれに対応したシャンプーを使ったりもします。

そこで、「何をしても解決しないのは、シャンプーをするからだ!」と気がつき、シャンプーをしなくなったら良くなった…というのが「ノーシャンプー」の始まりなのです。

  • ノーシャンプーってどんなシャンプー?