昔から物忘れがひどい私は認知症などについても気にしていました。

祖父も晩年は痴呆だったので予防できるものがあればやってみたいと考えていました。

個人的にアロマの効果に興味があり、アロマで認知症を予防できるものがないか?
探してみることにしました。

これがわかれば父や母にも活用できるのでは?と思ったのがきっかけです。

私たち人間は五感があります。

視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚です。

これらを香りによって刺激することで認知症予防になることがわかっています。

私が試したのはオレンジとラベンダーの天然アロマオイルです。

天然アロマオイルは市販で売っているものです。

ラベンダー2滴、オレンジ1滴をタオルにしみこませ枕の近くに置きます。

匂いは眠りにつく1時間以上前から嗅ぐのが良いと言われています。

私は早めに布団に入り、テレビをみたり、本を読んだりして過ごすようにしました。

この方法をアルツハイマーの人で実験したところ認知症用の薬と同じような効果があることが認められています。

私はまだアルツハイマーではないので認知症用の薬を服用していませんが、夜ぐっすり眠れるようになったこと、また、朝に頭がすっきりした状態で起きられるといった効果を感じました。

明らかに脳が活性化されていることがわかりました。

アロマオイルは認知症に効果があると言われていますが、化学的な匂いだと効果が出ないことが実証されているそうです。

私自身科学的な匂いで実験したことがないのでアロマとの違いについてはわかりませんが、アロマは体をリラックスさせる効果があり、とても良いものだと思いました。

利用するのもたったの2滴や1滴ですが、これだけで翌日の体調がまるで違います。

痴呆の予防には嗅神経に香りを送ることが大事だと言われており、嗅神経経由で海馬の働きもよくなり認知症の予防や改善に役立つことが報告されています。

私のようにまだ認知症にはなっていないものの、いつかなるのでは?と不安を抱いている人もいるかと思います。

アロマや薬など予防できるものや、改善できるものも多く出ており、最近は高齢者に積極的に用いられています。

両親も高齢となり認知症などの心配も出てくるかと思います。

薬が苦手な人も、アロマオイルなら抵抗なく活用できるかもしれません。

認知症については若いうちから対処しておけば脳の老化を防ぐことができますし、アロマオイルを購入すれば、忙しい日々の中手軽に使えるので、とても便利だというのが個人的見解です。

是非認知症予防のために、臭覚を刺激することから始めてみませんか?

 

参照元:鳥取大学医学部教授の浦上克哉先生